院長:手嶋 一雅
- 資格
- はり師 きゅう師(国家資格)
- 資格
- 漢方養生指導士
- 所属団体
- 社団法人 全国鍼灸マッサージ協会 会員
- 趣味
- 野球(ファン歴40年のドラゴンズファン)
- 家族
- 妻、娘の三人家族
治療家になった経緯を教えてください
私自身、もともとストレスに弱いタイプで10代の頃から不眠や下痢、片頭痛に悩まされてきました。特に胃腸が弱く、腹痛でトイレで失神したこともあります。朝の通勤電車に乗っている時には突然の便意から途中下車することも珍しくありませんでした。
また、パニック発作で苦しんだことがあり、今でも高速道路の運転で渋滞に巻き込まれるとめまいや動悸に襲われることがあるため、高速道路は避けています。歯科医院では、治療を受けている最中にドキドキが止まらなくなり『すみません、途中でもいいので中止してもらえませんか?』と訴えたこともあります。
パニック障害に詳しい方ならおわかりかと思いますが、広場恐怖症を患いました。
そんな性格と体質だったことから20代の前半には体に携わる仕事をしていました。
その後、鍼灸の学校へ3年間通いました。今思えば、健康や医療に興味が強く、東洋医学の方面に進んだのは自然であり必然だったかも知れません。
国家資格取得後は、脳梗塞後遺症や大腿骨骨折などで通院が困難な方に対して治療を行う訪問医療の会社に勤務しました。
もともと人の話を聞くのが好きなので、一人ひとりの患者さんとゆっくり向き合いながら施術ができたり、その方のリアルな生活背景も見ることができるこの訪問型の治療スタイルは自分に合っていました。2011年に訪問治療に特化した形で独立開業。
長く治療を続けていると、そこには【痛い、辛い】→【気持ちが塞ぎがちになる】→【活動量の低下】→【症状に敏感になり、さらに不調を重ねる】という負のサイクルがみえました。身体の不調や痛みには、日々の生活環境の他、心理的要因も大きく関わっていることを実感し、メンタル面にも目を向けるようになりました。
現在では、精神科医と鍼灸師の間で相互で学ぶ『APネットワーク』というものに在籍し日々、勉強を続けています。
そのAPネットワークでは、
『【精神科医向け】患者さんに紹介できる鍼灸院リスト』に登録され、精神科医と患者さんの間の立場として、助言、治療をさせていただいています。
自律神経の症状に長年悩まされてきた自分、刺激の強い治療をされるのが苦手な自分が “こんな治療院があったらいいな” という思いを形にしたのがてのん鍼灸院です。
ご相談だけでもお気軽にお問い合わせください。
お電話ありがとうございます、
てのん鍼灸でございます。